ふき漆作業

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先週は、築40年以上経過した住宅(野々市市)の柱・長押、鴨居・敷居のふき漆の塗りなおし作業をしました。
経年劣化によるふき漆の艶ひけや、紫外線による漆の焼けが見られました。
壁や畳を汚さないように養生から始めました。
ふき漆作業を進める為に、柱や長押等をペーパーで研磨し、古い漆をムラのない様に落としました。
紫外線を受けた部分はとくに酷く、漆はほとんど残ってなく、下塗りの弁柄色だけになっていました。

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一度目のふき漆は生漆をテレピンで少しのばしハケで塗り、木地に吸い込ませウエスでふき上げました。
二度目からは生漆をそのまま木地に塗りケーク紙でふき上げました。これを繰り返し行い艶を上げました。
特に紫外線で艶ひけした柱は回数を重ねてふき漆をおこないました。

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今回、壁も塗りなおされており、汚さないよう気を遣いました。養生テープも事前に壁との相性を調べ選定しました。
ふき上げにケーク紙という紙を初めて使いましたが、ほど良く生漆が木地に残ってくれて、いい感じに艶が上がりました。

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